2010年2月5日金曜日

新規失業給付の予想外の増加で

アメリカの新規失業給付の予想外の増加で,

アメリカ株式市場は大幅下落でスタートしたようです.

ダウ平均は200ドル近く下落,

欧州市場も軒並み2%以上の下落と大崩れです.

為替市場も大幅下落.

ドル円は一時88.60付近まで下落.

ユーロ円も121.60付近まで下落し,ユーロドルも1.3730付近まで下落.

ユーロ円は昨年3月以来の安値,ユーロドルも昨年6月以来の安値となっています.

また,ポンドドルも昨年10月以来の1.5730付近まで下落しました.

やはり欧州の信用不安で下げに転じていたところに,

雇用情勢の悪化懸念が再燃したようです.

この様子では明日の日本株式市場も大荒れでしょう.

また,明日予定されているアメリカ雇用統計の結果如何では

大荒れ,つまりは,二番底懸念の再燃は避けられないでしょう.

2010年2月4日木曜日

小康状態の市場ですが

ここ数日,為替市場は小康状態です.

現状としては,今週末のアメリカの雇用統計を待っているという状況のようです.

先日発表されたアメリカの消費動向にかかわる指標は非常に良好なものでした.

特に個人消費が伸びているというところには注目すべきだったと思います.


ただ,これが長く続くかどうかは,疑問が残ります.

良好な指標であったことに間違いはありませんが,

雇用の情勢は間違いなく暗い状況です.

オバマ大統領も2010年の主要課題は雇用だと言っていました.

その状況を確認するのにちょうどいいのが今週末の雇用統計でしょう.


最近はギリシャの信用不安からユーロが売り込まれています.

ユーロドルが1.3850付近まで低下したのはそれを顕著に表しています.

個人的には下げすぎだと思っていますが,

ドル安傾向に拍車がかかっていたことを考えると,

それも含めた調整期間であるかもしれません.

このあたりで小反発があると思いますが,

それも雇用統計次第でしょう.


最後にトヨタ問題.

このところのトヨタ車のリコール問題に伴って,

トヨタ自動車やその関連企業の株が売り込まれています.

世界のトヨタがついに崩れるのか!なんてことはあまり心配していませんが,

アメリカ政府がトヨタに対しかなり厳しい態度を取っているのは事実です.

アメリカ国内の自動車会社の状況が厳しいため,

トヨタのシェアをこの期に乗じて奪おうとしていると受け止められても仕方のない状況です.

制裁金まで課そうとしているようですが,

これはやりすぎですね.

国内の会社には税金を大量投入し,外資にはリコールに対し制裁金では

あまりに公平感にかけます.

トヨタいじめがますます加速しそうな状況ですから,

注視していく必要がありそうです.

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