2009年4月4日土曜日

大きなイベントは終了しましたね

今週の大きなイベントであったG20と米雇用統計が終わり,

為替市場は静かな動きになっています.

週末なので取引数が少なく,あとは株式市場を見ながらの展開となりそうです.

現在ダウ平均は小幅下落となっていますが,

前日とほぼ同水準で推移しています.

米雇用統計はほぼ予想通り

先ほど発表された米3月非農業部門雇用者数は-66.3万人で,

市場予想の-66.0万人より弱い結果,

同失業率は8.5%で,市場の予想通りの結果でした.

これを受け,ドルは円に対し上昇.

一時100.25付近まで急上昇しました.

その後一気に50銭ほど下げ,さらに99.55付近まで下げましたが,

現在は99.70-90付近で推移しています.

2009年4月3日金曜日

ついにドル円100円突破

とうとう100円の壁を突破しました.

越えるか?といわれてからおよそ1ヶ月かかりました.

意外と長かったですね.

G20は大きなサプライズを見せず,

株高が進行しています.

それに従い,円は売られる展開です.

ドル円は一時100.15付近まで上昇しましたが,

その後99.45付近まで下落.

現在は99.50-70付近で推移しています.

2009年4月2日木曜日

ドル円は年初来高値更新!

G20の本格的な議論を前に,ドルは全面安の展開.

ユーロ,ポンドなど諸通貨がドルに対し上昇しています.

円はドルに対し大きく下落しており,

ドル円は先ほど99.81まで上昇し,年初来高値を更新しています.


G20後に,株式市場,為替市場がどのような反応を見せるか注目です.

2009年4月1日水曜日

疑惑の季節調整

このところの米国の株式市場の上昇というのは,

景気の底打ちを期待するものに起因するといわれています.

ただし,指標のひとつであった住宅関連の指標について,

疑問の声が上がっています.


先日発表されたアメリカの住宅着工件数や許可件数などは,

予想を大幅に上回るものでした.

しかし,ある経済紙によると,

この指標は政府による情報操作があったのではないかといわれています.

この指標では,季節調整をいうものが用いられており,

調整前では予想と同水準もしくはそれ以下であったものが,

季節調整を加えた後では大幅改善という結果になっているそうです.

これは政府が消費マインドのこれ以上の悪化を避ける為に行ったといわれていますが,

真意の程はまだ明らかではありません.

とりあえず,静観すべきでしょう.

新年度が始まりました

4月になりまして,新会計年度が始まりました.

日本銀行が今日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)で,

大企業製造業の業況判断指数(DI)が予想を下回り,

石油危機当時に匹敵するような結果であったことを受け,

円はドルに対し売られました.

ドル円は40銭近く上昇し99.45近くまで上昇しました.

しかし,米自動車会社の破産法申請という情報が伝えられると,

逆にドル売りの流れが一気に加速し,98.20付近まで急落しました.

その後,破産法申請の報道が否定されると99.20付近まで戻しましたが,

98.40付近まで下落する場面も見られ,

現在は98.60-99.00のレンジで取引されています.


今後の注目としては,やはり,G20でしょう.

ここで,オバマ大統領は実質的な外交でビューとなります.

オバマ大統領の手腕が問われるところですが,

保護主義的な動きが世界で見られる中,

G20がどのような動きを見せるかに注目です.

日米と欧州の間に財政出動を巡り大きな隔たりがあるようで,

市場は大きな期待を寄せていないようですが,

ポジティブサプライズがあるといいですね.

2009年3月31日火曜日

円は弱含みか

とうとう3月末が終わりました.

結局,大規模なレパトリエーションの流れは見られませんでした.

それほどドル需要の大きさがあったということでしょう.

昨日はGMとクライスラーが破産するのではないかという憶測から,

大きく株が下落し,ドルは円に対し売られました.

ドル円は一時96円割れしましたが,

再度救済することが伝えられると,その後はドル買いが優勢となり,

98.65付近まで上昇しています.

会計年度末である3月が終わると,

日本輸出企業による円買いの需要も大きく減ることが予想できる為,

ドル円の100円越えというのも視野に入る可能性が出てきます.

米政府は自動車会社を救済へ

当然のこととは思いますが,

オバマ大統領はGM,クライスラーにもう1度チャンスを与えると発表しました.

ただし,長期計画が国民の納得できるものでなければ,

税金の投入をこのままずっと得ることが出来ない,

という事実上の最後通告とも取れる内容の発言をしています.


これらの内容は,大方の市場関係者のみならず,

一般の人でも思いつくような内容で,サプライズはありませんでした.

ただし,このまま資金の流出が続くようならば,

事前調整型の破産法申請もあるとの認識を示しました.

資金提供は2,3か月分程度ということで,

次の山場は5月から6月といったところになるでしょう.

破産ということは逃れたものの,

ダウ平均は取引開始から大幅下落しています.

現在は290ドル以上の下落となっています.

2009年3月30日月曜日

ドル円は一時96円割れ

ドルが円に対し下落しています.

自動車業界の救済に対する不透明感からドルは円に対し売られる展開です.

ドル円は一時96円を割れるところまで下落しましたが,

その後は少し回復基調です.

現在は96.70付近まで上昇しています.

GMワゴナー会長辞任,後任はヘンダーソン氏

GMはワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)が辞任し,

後任にヘンダーソン最高執行責任者(COO)が就任したと発表しました.

政府のGM支援に対するものとして,政府側が要求したものと考えられます.


オバマ大統領は,BIG3を支援するべく資金を投入していますが,

BIG3側が出している再建計画が不十分であると指摘しました.

BIG3が破産すると関連している部品などを製造する企業にも影響が多大に出るため,

安易に破産させることは出来ません.

しかし,長い目で見ると,どう考えてもBIG3の経営は存続できようがないことは

周知の事実といっても過言ではありません.

いずれにしろ,破産を含めた再編の動きが不可避でしょう.

その動きが近いうちに出るかもしれません.

オバマ発言で株価急落,円上昇

オバマ大統領の自動車会社に関する悲観的な発言,

米政府高官の,最終手段としては破産法申請が最善の可能性,

とする発言を受け,日経平均は350円以上の下落となっています.

前営業日まで上昇してきた反動ということもありますが,

やはり,米自動車業界の破産というものが不安視されて売りが重なったようです.

また,為替市場でも,ドルやユーロに対して円は大きく上昇.

ドル円は一時96.75付近まで下落.

これも米自動車業界が要因とされる株安に押されてのものです.

この円高も日本の株安に拍車をかけたようです.

さらに,レパトリエーションの動きも絡んでいることでしょう.

諸通貨は円やドルに対して大きく下落しており,

一時の金融不安の際の円高,株安の動きが見られます.

今日の市場の動きは,非常に重要なものとなるでしょう.

オバマ大統領の発言を欧州,米国の市場関係者がどのように判断するか,

要注目です.

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