2009年2月28日土曜日

動意に乏しいと思いましたが

結構相場が動きましたね.

米GDPが年率で-6.2%となったことを受けて,ドル売りが加速.

一時ドル円は96.70付近まで下落しましたが,月末ということもありドル需要が高まって,

その後は98.20付近まで上昇しました.

その後は落ち着いた動きとなり,現在は97.60-80付近で推移しています.

今日はこれで動きはないと思われます.

株の動きはアメリカ,欧州とも小幅に下落.

シティの事実上政府の管理下入りというニュースで売られる場面はあったものの,

落ち着いた動きとなりました.

来週には10-12月期のユーロ圏GDP,2月のアメリカ失業率と

大きなイベントがあるので,週の初めは大きな動きはないような気がします.

ただ,ドル円に関しては,ドル高,円高どちらにも行きかねない難しい状況です.

2009年2月27日金曜日

週末,月末ということで

市場は動意に乏しい展開となっています.

ずっと上昇基調だったドル円も,今日は下降基調.

一時97.15付近まで下落しました.

現在は97.20-40付近で推移しています.

上がりすぎの様相であったドル円ですので,利益確定の動きもあるでしょう.

今日はこれ以降大きな動きが見られないかもしれませんが,

週末をはさんだ取引はリスクが高いので,手控えた方がよいかと.

ドル円は天井が見えません

ドル円は上昇を続け,一時98.70付近まで上げました.

とうとう99円の壁が見えてくるという事態になりました.

次々と出てくる米経済指標は悪いものばかりでしたが,

それがすべてドル高を推し進める要因となりました.

通常時では考えられないことですが,これが不況時に起こるのが,

有事のドル高,有事のドル買い,というものですね.

こうなってくると,やはり世界は相当まずいんだということを再確認できます.

今までの円の安全通貨という立場は完全に崩れたのは明らかですが,

円全面安という展開は少し生き過ぎかと思います.

ストレステストの結果が明らかになると,

この流れも多少は変わってくるんではないかと思います.

2009年2月26日木曜日

98円が見えてきました

ドル円は97円の壁を越えるのに時間がかかりましたが,

一度越えてしまったら,底堅い展開が続いており,

96.40付近からは下げ渋るという格好が続いています.

今日は比較的上昇基調で,98円を窺うという展開が何度か続いています.

一時97.95付近まで上昇しましたが,98円の壁は越えられず.

上昇基調がとまらずという展開です.


この動向をとめる材料は,今のところストレステストの結果待ちというところでしょうか.

本日の動向は

本日のダウ平均は反落しています.

昨日の大幅上昇に対する反動というものもあるでしょうが,

前日,バーナンキ議長が金融機関に対してストレステストを行うと発表したことで,

予想以上に大きなダメージが明らかになるかもしれない金融機関の株を中心に

売りが進んでいるようです.

その流れはドル円の動向に大きく影響しているとはいえませんが,

97.20-96.30程度の狭いレンジでの取引となっており,

前日までの天井が見えないほどの上昇基調というものは一服しています.

現在はドル高傾向にあるドル円ですが,

日本の決算,会計の期末である3月末には,

海外での資金を円に変える必要が生じる為,3月末までに円需要が高まり,

もう一度92-93円程度までは円高が進む可能性があることも頭に入れておくべきでしょう.

短期的には,ドルのもち高が急激に高まっているので,ここ数日の大幅なドル高の反発で,

一気にドルが売られる可能性もあることに注意が必要です.

また,ストレステストの結果が相当に悪かった場合,

米金融株の投売り,やはり金融機関のダメージが相対的に小さい日本への買いが集まることで,

円高になる可能性も頭に入れておくべきでしょう.

2009年2月25日水曜日

オバマ大統領の議会演説で

オバマ大統領の議会演説を受けて,ドル円は急上昇しました.

演説前は96.50付近であったものが97.20付近まで上昇しました.

その後はいったん下がったものの,97.35付近まで高値を伸ばしました.

オバマ大統領の演説内容が強気のものであり,内容も濃かったと市場は判断したのでしょう.

国のトップの発言で相場が動くなんて,日本のトップでは考えられないことですね.

議会演説を受けてそれまで越えられなかった97円の壁を楽に突破しました.

前日のダウ平均が大幅回復したことを受け,日経平均も大幅回復しました.

日経平均の回復には,この大幅な円安も影響を与えたことでしょう.

ドル円はいまだ高い水準で推移しており,下落する大きな要因は見えません.

昨日の夜間,97円を越えられなかったドル円はダラダラと下落しましたが,

96.40付近までしか下落しませんでした.

本当に100円が視界に入ってきましたね.

そろそろ頭打ちでしょうか

96円の壁を越えたあとも上昇を続けたドル円ですが,

97円の壁はなかなか越えられないようです.

しかし,下げには入らないようで,

下値は96.50程の高い水準で支えられているようです.

東京市場が開くと,日本輸出企業の実需によるドル売り円買いがあるかもしれません.

ただ,この急激な上昇と底堅さを見ると,まだ上昇するんでは・・・

という考えも働きそうで,やはり今後は不透明.

その一方で,短期的にはドルの持ち高が多くなっているのは当然です.

どこで売りに入るか,それを見極められるかです.

97円の大きな壁を超えた場合,97.50を越えれば,売りでいいと思います.

ただ,利益確定は早めにするべきですね.

2009年2月24日火曜日

とうとう96円の壁を

ドル円は96円の壁をなかなか越えられずにいましたが,

23時を過ぎると96円をを軽々と突破し,96.30付近まで上昇しました.

まとまった買いが入ったようで,ストップを巻き込んで悠々と上昇を続けています.

実際のところ,円が強くなるという要素は全く見当たりません.

ただ,ドルがここまで強いのかという疑問も残ります.

この上昇がどこまで続くのかを見極める必要がありますね.

資金の乏しい一般投資家は手を出せない相場となっていると思います.

円の下落が続く

円の下落が続いています.

ドル円は一時95.65付近まで上昇.

昼ごろから一貫してドル高傾向が続いています.

この流れがどこまで続くでしょうか.

諸通貨に対するドル高傾向は緩んできているようで,

ドルに対し下落しているのは円くらいのようです.

円が下落するのは妥当なところだと思いますが,

諸通貨の上昇というのはやはり実体がないところが心配の種です.

95円突破!

どうやら昨日の動向予想は外れました.

ドル円は95円の壁を突破し,一時95.35付近まで上昇しました.

昼過ぎから上昇をはじめ,12時45分ごろ一気に95.20付近まで急上昇.

どうやらストップを巻き込んでしまったようです.

昨日のダウの急落を受け,今日の日経平均も一時昨年記録した

バブル後最安値をわずかながら更新.

円高が一服し円安に転じてはいるものの,輸出企業株の買いにはつながらず.

日本は不況に入っているということで,円売り,日本売りが止まらないようです.


いわゆる金融危機後,ダウ平均と日経平均,ダウ平均とドル円相場,ドル円相場と日経平均,

という関係が強くなっていましたが,日本が世界の中でも飛び出て不況の度合いが強いということで,

ドル円相場と株式市場のつながりが以前よりも弱くなり,

いまや連動しているのはダウ平均と日経平均くらいとなっています.

少し風潮が変わってきたようです.

アメリカ政府の様々な支援策をいままで好感してきた市場ですが,

今では素直に喜ばないという状況に変わっているようです.

円高傾向というのも一服し,レンジが少しずつ上がってきているようで,

ドル円は100円を目指す展開になってもあまりおかしくはないというところでしょうか.

現在の市場動向

東京外国為替市場が閉じてからドル円は上昇基調にあったものの,

94.90付近まで何度かいったものの,95円の壁は厚く,

0時過ぎに94.15付近まで下落.

しかしその後は持ち直し,94.30-70程の水準で推移しています.

95円の壁は越えられないようですが,これを越えるとストップを巻き込んで

96円を目指して上昇する可能性もあります.

ただ,シティグループへの追加援助の報道など不確定な要素も多く,

そこまで上昇するかは疑問が多いと思います.

当面は93.50-95.00程度の水準で取引されるかと思います.

2009年2月23日月曜日

ドルの上昇の謎

現在ドル円は94.20付近で推移しています.

16時過ぎの93円付近から急上昇し,

約1円近く変動してドル高となっています.

アメリカ政府のシティグループに対する支援策が好感されたものだとは思いますが,

ここまでドルが上昇する程のものであるかは不透明です.

一時的には上昇するかもしれませんが,また93円台半ばまで下落するものと思われます.

今日は様子見するのが妥当なところかと思います.

もうすぐ市場が開きます

ここ数日円が売られる展開が続いています.

日本は相当な不況下にあるというのが市場の認識であり,

ここ数ヶ月円が買われてきた反動もあり,納得のいく流れである.

ただ,下落しているのはいまのところドルに対してのみであり,

欧州,オセアニア通貨などに対しては未だ大きく下落してはいない.

先週の金曜のNY市場では,米銀国有化の話が持ち上がって

再びドルが売られるという流れになったが,

かつてあったような急激な円高というものまでは至らなかった.


日本の政治の迷走は当分終わりそうにないが,

この状況を市場がどう見るのかが問題である.

以前から言っているように,政情不安が円安へとつながっていて,

少なからず輸出企業の助けになっているというのが,皮肉な話である.

ねじれ国会の現在,政情不安から来る円安こそが,

最も有効な景気回復の手段でないことを祈るばかりである.

2009年2月22日日曜日

米銀国有化の可能性

アメリカ民主党のドッド米上院議員はインタービューで,

少なくとも短期間は一部の銀行の国有化が必要な可能性があると述べたことで,

ドル円は下落しました.

一時94.40付近で推移していたドル円はこの発言を受けて,

一気に92.50付近まで約2円近く下落しました.

結局93.40付近まで回復したものの,米銀国有化という新たな火種を生むこととなりました.

ドルはユーロに対しても大きく下落し,ユーロドルは1.28台を回復.

一時は1.2300を目指していましたが,とりあえず回復しました.


週明けの相場は金融安定化策の中身が注目されそうです.

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