ドル全面安の展開がここ数日続いており,
ドル円も90円台に突入しました.
91円の壁が高かったのですが,ついに今日91円の壁を越えてしまい,
一時90.65付近まで下落しました.
リスク選好の流れが続いており,あたかもチキンレースの展開となっているのかもしれません.
いずれ景気刺激策の効果が薄れ,需要と供給のバランスが崩れるのは明白です.
需給ギャップが大きさをそっちのけで強気の展開が続くのは長期的には不可能です.
いつ,ドル買い・円買いの展開になるのかに注意が必要です.
特に個人投資家の皆さんは,利益確定を早めに済ませ,
流れが変わるまで待機するのが賢明かと思います.
2009年9月11日金曜日
2009年9月10日木曜日
7月の機械受注は前月比‐9.3%
先ほど発表された7月機械受注統計によると,
設備投資の先行指標である民需の受注額は前月比9.3%減となり,
2ヶ月ぶりの減少となりました.
政府与党側の景気回復の主張の根拠の一つとなっていた機械受注ですが,
事前予想の3.5%減を大幅に下回り,景気回復の先行指標である機械受注が
思うように回復していないことを示してしまいました.
やはり,二番底は避けられないのでしょうか.
今後の民主党の舵取り次第では,
補正予算執行停止が大きなブレーキとなる可能性もある中,
エコポイント・エコカー減税のカンフル剤もそろそろ効かなくなりそうな次期なので,
注視が必要です.
設備投資の先行指標である民需の受注額は前月比9.3%減となり,
2ヶ月ぶりの減少となりました.
政府与党側の景気回復の主張の根拠の一つとなっていた機械受注ですが,
事前予想の3.5%減を大幅に下回り,景気回復の先行指標である機械受注が
思うように回復していないことを示してしまいました.
やはり,二番底は避けられないのでしょうか.
今後の民主党の舵取り次第では,
補正予算執行停止が大きなブレーキとなる可能性もある中,
エコポイント・エコカー減税のカンフル剤もそろそろ効かなくなりそうな次期なので,
注視が必要です.
ドル売りが強いようですね
このところドル売りが強いようです.
ユーロドルでは昨年12月10日以来の高値を付けており,
ドル円でも一時91.65を割るところまで値を下げました.
現状ではドル売りだけが目立っていますが,
今後本格化するであろう民主党政権の出方によっては,
さらに円高方向に傾くことも考えられます.
少なくとも,ドル弱含みという流れなようです.
しかし,ヨーロッパ経済もさほど良い兆しは見えているとは言えないので,
常に円買い・ドル買いという影が付いて回りそうです.
ユーロドルでは昨年12月10日以来の高値を付けており,
ドル円でも一時91.65を割るところまで値を下げました.
現状ではドル売りだけが目立っていますが,
今後本格化するであろう民主党政権の出方によっては,
さらに円高方向に傾くことも考えられます.
少なくとも,ドル弱含みという流れなようです.
しかし,ヨーロッパ経済もさほど良い兆しは見えているとは言えないので,
常に円買い・ドル買いという影が付いて回りそうです.
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