2009年2月7日土曜日

米雇用統計を受けて

アメリカの1月雇用統計は,非農業部門で-59.8万人で市場予想の-54.0万人より弱い結果.

同失業率は7.6%で市場予想の7.5%より弱い結果となった.

しかし,これを受けてアメリカの株は上昇.

ドル円も上昇し,一時92.20付近まで上昇し,現在も91.90付近で推移しています.


どうやら市場はこれまで出てきた様々な経済指標と同様に,

雇用統計が悪化するのは当然と考えていたようで,

市場予想より悪かったにもかかわらず,株は上昇に転じました.

やはり抜本的な景気対策が必要ということを市場が要請しているのでしょう.



素人投資家から言わせてもらえば,景気減速が鮮明にもかかわらず,

このような上昇に転じるのには少々疑問を感じます.

市場関係者は利益を大きくするため,相場を大きく動かしたがるのは既知の事実でしたが,

今回はさすがに驚きでした.

やはり利益追求が行き過ぎているんじゃないかと.


ただ,不況時の株高っていう現象は過去の不況の際にもあったようです.

他に買うものがないから,株を買うっていう心理は理解しかねますが,

歴史が物語っているので仕方ありませんね.

今回の上昇はそれにつながらないと信じています.

2009年2月6日金曜日

ドルが上昇してます

ドルが円に対して上昇しています.

ドル円は一時92.25付近まで上昇.

約一月ぶりの高値圏です.

このドル高傾向がどれくらい続くか,

個人的には早く円高傾向に戻っていただきたい.

というかいち早く.

ちょっと今やけどを負ってる状態です.

ECB政策金利発表

ECBは政策金利を2.00%で据え置くと発表しました.

市場の予想通りの結果でしたが,

これを受けてユーロはドル,ポンドに対して売られました.

しかし,来月の利下げを示唆したこともあり,

利下げされる可能性が高いでしょう.

2009年2月5日木曜日

英国政策金利発表

先ほど発表された英国政策金利は,

0.50%の引き下げで1.00%とするとのことでした.

この引き下げは市場の予想通りだったようです.

これを受けて,ポンドドルは1.4500付近から一時下げに転じましたが,

そこから1.4600付近まで急上昇しました.

その後は少し売られていますが,上昇基調になったのでしょうか.


21時45分にはECBの政策金利が発表になります.

こちらはユーロの行く末を占う重要な指標となりそうです.

あと30分ほどです.

英国の政策金利の影響を見極めつつ,こちらにも注視していきたいと思います.

現在の動向

今日早朝に発表されたNZの10-12月期失業率は4.6%となり,

前期の4.2%から大幅に悪化しました.

しかし,これを受けてNZドル/ドルは上昇に転じました.

市場予想より良かったんでしょうか?


今日のイベントは,ECBの理事会です.

追加利下げがあるのか否か.

0.25%の利下げ程度は織り込んでいるようですが,

0.50%以上の利下げがあった場合は,ユーロ売りが加速するかもしれません.

要注目な通貨ですが,リスク回避のため,持ち高を減らしたり,

ヘッジで実質持ち高を減らすことが大事かと思います.

為替介入があったそうです

メキシコ中央銀行は,ドル/メキシコペソが史上最高値となる

14.70付近まで上昇したことを受け,自国通貨買い介入をしたそうです.

その後,14.42付近まで急落したそうです.


金融危機以後,主要国では初めての為替介入ではないでしょうか.

メキシコを主要国というのはどうかということについては,まあ置いておきますが.


世界的にドル買い,さらに円買いが進んでいることで,

ドルは様々な通貨に対して,史上最高値に近い値をつけています.

オセアニア通貨,欧州通貨など多岐に渡ります.

円が現在の最強通貨であることに違いはないのですが,

やはり円高は日本企業にとっては痛手であることに違いありません.

ただ,最近はドル円相場は88-90円の範囲で安定しています.

このことを考えると,日本の為替介入はパニック的な事態が発生して,

87円,そして85円の壁を割ってしまった場合のみにしか

話としては出てこないでしょう.

2009年2月4日水曜日

本日の為替動向

本日,目立った動きを見せたのは,ユーロです.

ロシアの信用格付けの引き下げを受けユーロ売りが進み,

ユーロ円は114.40円付近まで下落しました.

これ以上は下げ渋っていますが,これまでの上昇基調から下降に転じるかもしれません.

ドル円は88.80~90.00ほどの範囲で行き来しています.

全体としては円高傾向といえると思います.

これからの注目は,明日の早朝に発表されるNZの10-12月期失業率です.

これが予想以上に悪化しているとなると,現在は一服した感のあるオセアニア通貨売りが

再燃するかもしれません.

ただ,市場がほとんど閉まっている時間帯での発表なので,

大きな変化は見せずダラダラと売られる展開になるか,

流動性が低いことで急激な下落が起きるかは,判断しかねます.

とりあえずは手を出さず,様子見を続ける方が身のためだと思います.

動きが乏しいようで

どうやら今日も大きな動きがないまま市場の一日が終わろうとしています.

日銀の発表した銀行の保有株の買取の再開のニュースを好感し,

一時は上昇したものの,結局は続落となってしまった日経平均.

4日はどういう動きを見せるでしょうか?

サプライズがない限り,ここ数日と同様に,ドル円とにらめっこが続いて,

大きな動きがなく終わりそうです.


早い話,海外市場の動向待ちになりそうです.

2009年2月3日火曜日

本日の株式市場の動向

本日の東京株式市場は,続落となる可能性があります.

ここまで続落で来ていますが,ドル円は昨晩12時を過ぎたあたりから

一貫して円高傾向で,オセアニア通貨売りも一服してはいましたが,

また下落傾向になっているようです.

ドル円はここ数日は比較的安定した動きを見せていますが,

ドル円の下落とオセアニア通貨売りが重なると,

オセアニア通貨の円に対しての最安値をつける可能性が出てきます.

ここは手を出せない状況です.リスクが大きいです.

様子見と行きます.

ユーロドルは昨日のニューヨーク市場が開いてからは大幅回復に転じ,

1.2900付近まで回復しましたが,その後はやはり下落に転じ,

現在1.2810付近,ユーロ円は114.50付近で推移しています.


今日は活発な取引となるのか.

まずはオセアニア通貨に注目です.

2009年2月2日月曜日

今日のここまでの動き

今日の東京株式市場は予想通りの展開.

先週末から続落となりました.

外国為替市場では,オセアニア通貨が売られる展開で,

その流れにつられてカナダドルも売られているようです.

豪ドル円は55.70円付近まで下落し,昨年10月につけた史上最安値に迫りました.

ユーロも売られる展開で,ユーロ円は一時113.20を割り込みました.

現在も下落傾向が続いているようです.

ドル円に関しては,88.80円付近まで下落しましたが,それ以上は下げ渋っています.

アメリカの株式市場はほぼ下げて始まることが濃厚なので,

今日も株を睨みながらの展開になることでしょう.

ポンド円も一日で2.5円以上下がっています.

ただ,ポンドに関しては先日史上最安値をつけたこともあり,その反発からまだ高値圏にいるようで,

下落幅としてはまだ小さく,あと5円は下がってもおかしくないので,

注意が必要です.

今週の動きは

今週の動きは,日本の株価に注目してます.

いままでずっと述べてきたように,リーマンショック後の日経平均は,

ドル円とダウ平均の動向を見ながらの動きにほぼ連動してきました.

ただ,先週の東京株式市場が閉じたあとの金曜15時頃から発表が続いている

大手電機各社の決算,下方修正,赤字転落のニュースを受けて,

おそらく月曜の日経平均は下落することでしょう.

その流れで,欧州,アメリカの株の動向に影響を与えるかどうかに注目しています.

この可能性は低いと思いますが,このような展開になってくると,

円独歩高の状況に変化が見られるかもしれません.

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