2010年9月22日水曜日

中国が円高誘導に?

尖閣周辺で発生した漁船の問題で様々な圧力をかけてくる中国ですが,

ついには為替の世界でも日本に圧力をかけてくるようです.


中国は世界トップの外貨準備高を持っているとされていますが,

その大半はアメリカドルであるといわれています.

そのアメリカドルを日本円に換えてやろうとしているらしいです.

外貨準備を様々な通貨に分散させるのはリスク管理上重要かと思いますが,

個人的には,日本円にするのはどうなのかなと思います.

20年程度のスパンで見れば,財政問題を抱えているので,

将来的には円安になるのは自明だと思います.

つまり,円高時に更に円を買うということですから,

過剰な円買いは,後々評価損を抱えることになりかねないということですね.

ただ,現状の日本の問題としては,円高を回避したいのですから,やられると痛いですね.


これに対抗して,

日本も円売り・ドル買い・人民元買いをしてやったらいいと思うんですけどね.

人民元は過小評価されているのは確かですから,

過大評価されている円で過小評価されている人民元を買うということは,

長い目で見ると,かなりいい投資だと思います.

これも円高の解決策としてのひとつの手段だと思います.

中国が日本国債を購入しているということで,

さらに円高に拍車がかかっているとの話もありますので,

こちらも人民元を買って,中国国債に一部投資するというのもありでしょう.

むしろ,優良な中国の銀行あたりを買収もしくは投資するのが一番だと思うのですが,

そのあたりは中国当局の規制が入っているから難しいんでしょうね.

その辺を開放しない限り,中国への投資は難しいものになると思います.

つまり,無理ってことですね.....

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