FOMC待ちという言葉が聞かれて久しいですが,
ついにその待ちに待ったFOMCの日が近づいてまいりました.
追加の量的緩和をすることは決まっているものの,
問題はその規模とどこに振り向けられるかということのようですね.
今回の決定が市場の予想よりも大幅に大きな規模の緩和だったとしたら,
一気にドル円は史上最高値を目指す展開となり,
その後も戻しは期待できず,長期にわたりドル安が続くという展開になるでしょう.
市場のコンセンサスとしては,少し前に期待していたような
大規模なものではないんじゃなかろうか,ということのようで,
それを織り込みつつの市場形成となっているようです.
そのような状況で,どんな決定を下してくるか注目ですね.
FOMCの結果を受けた明日からの日銀の会合は,
はっきりいってFOMCからのタイムラグをなくすために日程変更したわけで,
どんないいわけしようとその事実は揺らぎません.
つまりは,日銀単独では何もできないということを世界に示したようなものです...
世界の流れに乗り遅れるなというのは分からんでもないですが,
いま現在アメリカの中央銀行が仕掛けている
明らかなドル安政策に対して何もできないというのは,
日本としては危機的な状況ですね.
あと一時間ほどで今後数カ月の相場の流れが決まるといっても過言ではないので,
注目したいと思います.
2010年11月4日木曜日
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