2009年1月31日土曜日

今週のおさらい

今週はじめはユーロが買われ,ユーロ円は上昇しました.

この間,ドル円は90円を目指しての展開を続けていました.

しかし,アメリカのバッドバンク構想を市場は好感し,

ドルが買われユーロが売られました.

ドルは円に対しては大きな上昇を見せなかったので,

結果,円が大きくユーロに対して上昇しました.

個人的に注目していたユーロ圏の失業率は大きな影響を与えなかったようですが,

数字自体は悪いものでした.

日本の失業率も悪化していますし,大手の電気系各社は総崩れの展開で,

赤字計上,下方修正の連続,鉱工業指数も過去最大の下げ幅を記録し,

実体経済が悪化していることが鮮明になってきました.

大幅な円高が懸念されていますが,

オバマ政権の政策への期待からドル円は89円前後で安定しています.

むしろ,円高の影響で輸出企業は経営を圧迫され,

日本経済の冷え込みが進んでいるようです.

このような展開では円高が進むということに対しても,

疑問符がついてきます.

一時的にはドル円が95円程度まで上昇するかもしれません.

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