ガイトナー米財務長官が,昨日の中国人民銀行総裁のレポートの
ドルのみの基軸通貨の体制から,IMFの準備金である特別引き出し権の役割を拡大すべき,
という発言に対し,
「オープンであり,レポートは思慮深い」と発言し,否定的なコメントを残さなかったため,
基軸通貨のドルが売られました.
ドル円は一気に1円近く下落し,一時96.90円付近まで下落しました.
その後,ガイトナー長官が「強いドルの維持」を表明したことから,ドル円の下げは収束に向かい,
発言前の水準とほぼ同じか,少し低い位の水準まで回復しました.
発言を受け,ドルは他の通貨に対しても大きく売り込まれましたが,
その後の発言により買戻しが進んでいます.
ダウ平均は発言に左右されることはほとんどなく,
取引開始から100ドル以上の上昇となっています.
円安も進んでいることから,
明日の日経平均もこれに追随することとなるでしょう.
2009年3月26日木曜日
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