GMの再建計画提出はとうとう1週間後の6月1日となりました.
政府から湯水のように資金を注入されてきましたが,
それがただの時間稼ぎに終わってしまうのか,
注目の1週間になりそうです.
すでに破綻したビッグ3の1つのクライスラーですが,
あのときのように静かに破綻できそうにないのがGMの現状です.
現経営陣の一人が保有していた20万株をすべて売却したとのことで,
この影響で大きく株価が下がったそうです.
売り逃げではないかと思うのですが・・・
新会社の株を現債権者や現株保有者の保有率が以上に少ないことに
反発する声が上がっているようです.
当然のことですが,そんな企業に加担したのが悪いんですね・・・
残念ですが,自業自得といわれても仕方ないでしょう.
労働者団体との交渉は上手くいくとは考えにくい現況では,
最悪の結果になることも覚悟しておくべきでしょう.
ここ数日でドルはすごい勢いで他通貨に対し売られてきましたが,
それはGMの破綻への警戒心であるかもしれません.
実際に破綻してしまうと,アメリカ経済に壊滅的な影響が出るでしょう.
そうなると,米国債の格下げにもつながるかもしれません.
金融不安が再発することもあるかもしれないので,
この時期の投資は高リスクですので控えた方が賢明でしょう.
2009年5月24日日曜日
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