5月の米非農業部門雇用者数は-34.5万人で,
市場予想の-52.0万人より強い結果,
また,同失業率は9.4%で,市場予想の9.2%より弱い結果となった.
これを受けてユーロは一気に上昇.
ポンドも一気に上昇し,ドルに対してユーロは1.4260付近まで,
ポンドは1.6240付近まで急上昇した.
しかし,その後は一気に下落に転じ,
上げ幅を解消したうえに,ユーロは1.4080付近,
ポンドは1.6040付近まで急落した.
最近の米雇用統計を受けてこんなに大きな変動を見せたのは
久しぶりな気がします.
今回は雇用者減が予想より少なかったことで,ドル売りにつながったようですが,
そもそも失業率は9.4%と悪化しており,
先行きは暗いものです.
もう少し投資家は現実と乖離している株価やリスク通貨の状況を
しっかり考えるべきです.
また,ドルは円に対しては上昇し,
1円以上上昇し,98.07付近まで上昇しています.
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿