この流れの中で,流れが変わるかもしれない指標があと1時間ほどで発表されます.
米6月新築住宅販売件数です.
中古住宅市場は底打ち(または回復傾向か)と言われていますが,
これらへの期待からリスクマネーが再び動き出しているといわれています.
住宅市場が持ち直し始めるととらえることができるような指標が今日出ると,
市場の回復傾向というのが短期的には続くでしょう.
しかし,米6月新築住宅販売件数がおもわしくなかった場合,
流れが変わるかもしれません.
中古は売れるのに新築は売れないというのは,市場にとってあまりいい状況ではないでしょう.
在庫調整が進んでいるとはいえ,もちろん在庫がなくなるというのは健全なことですが,
実需としては厳しいものがあるかもしれません.
商売として割安になった住宅を購入する方がいるかもしれませんが,
失業率が上昇し,賃金も下がる中,ローンが払えなくなり,
家を手放さざるを得ない人も出てくることが予想されます.
雇用なき回復を否定していない発言も聞かれます.
今日の指標は注目すべきものでしょう.
2009年7月27日月曜日
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