2009年9月20日日曜日

トービン税導入か?

24,25日にピッツバーグで行われる20カ国・地域首脳会合,

いわゆる金融サミットで,国際的な通貨取引に低率の税金を課すという

トービン税が検討されるとのことです.

トービン税は,ノーベル経済学賞受賞者ジェームズ・トービンが1972年に提唱したとのことで,

通貨危機のたびに話題に上がっていましたが,

今回の金融危機により,再び注目されてきました.

トービン税は,通貨取引に税金を課すことで短期間での過剰な資金流入,または資金流出を

抑止するとのことです.

一定の効果は発揮するでしょうが,

おそらく金融界から凄まじい反対の圧力を受けて,

まず間違いなく実現はしないでしょう.

しかし,世界経済の安定のためには,

ここで何か手を打たなければいけないのも事実です.

政治の力が問われるところでしょう.

来週は日本では連休で市場が閉じていますが,

世界的にも休日が多いようで,市場が一気に動く可能性を秘めているので,

注意が必要です.


エコノミストによると,来週にも一時ドル円が90円を割れる場面があるかもしれないとのことです.

目が離せないですね.

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