4月になりまして,新会計年度が始まりました.
日本銀行が今日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)で,
大企業製造業の業況判断指数(DI)が予想を下回り,
石油危機当時に匹敵するような結果であったことを受け,
円はドルに対し売られました.
ドル円は40銭近く上昇し99.45近くまで上昇しました.
しかし,米自動車会社の破産法申請という情報が伝えられると,
逆にドル売りの流れが一気に加速し,98.20付近まで急落しました.
その後,破産法申請の報道が否定されると99.20付近まで戻しましたが,
98.40付近まで下落する場面も見られ,
現在は98.60-99.00のレンジで取引されています.
今後の注目としては,やはり,G20でしょう.
ここで,オバマ大統領は実質的な外交でビューとなります.
オバマ大統領の手腕が問われるところですが,
保護主義的な動きが世界で見られる中,
G20がどのような動きを見せるかに注目です.
日米と欧州の間に財政出動を巡り大きな隔たりがあるようで,
市場は大きな期待を寄せていないようですが,
ポジティブサプライズがあるといいですね.
2009年4月1日水曜日
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿