アメリカの1月雇用統計は,非農業部門で-59.8万人で市場予想の-54.0万人より弱い結果.
同失業率は7.6%で市場予想の7.5%より弱い結果となった.
しかし,これを受けてアメリカの株は上昇.
ドル円も上昇し,一時92.20付近まで上昇し,現在も91.90付近で推移しています.
どうやら市場はこれまで出てきた様々な経済指標と同様に,
雇用統計が悪化するのは当然と考えていたようで,
市場予想より悪かったにもかかわらず,株は上昇に転じました.
やはり抜本的な景気対策が必要ということを市場が要請しているのでしょう.
素人投資家から言わせてもらえば,景気減速が鮮明にもかかわらず,
このような上昇に転じるのには少々疑問を感じます.
市場関係者は利益を大きくするため,相場を大きく動かしたがるのは既知の事実でしたが,
今回はさすがに驚きでした.
やはり利益追求が行き過ぎているんじゃないかと.
ただ,不況時の株高っていう現象は過去の不況の際にもあったようです.
他に買うものがないから,株を買うっていう心理は理解しかねますが,
歴史が物語っているので仕方ありませんね.
今回の上昇はそれにつながらないと信じています.
2009年2月7日土曜日
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