現在のところ,やはり,円安ドル高,先週のアメリカの株高を受けて,
日経平均は大幅上昇で始まったものの,ドル円の下落により上昇幅を小さくして午前の取引を終了.
ドル円の動向ですが,8時過ぎにストップを巻き込んで92.40付近まで上昇したものの,
やはり行き過ぎた感もあり,その後は下落に転じ,
現在91.60近辺で推移しています.
ユーロ円の動向ですが,ユーロドルが一時1.2990付近まで上昇し,
ユーロ円が120.00に達しましたが,ドル円の下落とともに,その後は売られる展開に.
現在118.30付近で推移しています.
G7今週13,14日に,財務相・中央銀行総裁会議を開きますが,そこでの動向とともに,
アメリカの金融安定化策が今後の市場に大きな影響を与えるでしょう.
ただ,アメリカの議会と政府の関係が一筋縄には行かないようで,
公共事業に無駄な支出が多いという指摘から,減税の幅が広くなったり,
規模は大方決まっているようですが,中身については変更の余地が多いようです.
数ヶ月前にあった金融支援策を議会が否決した際のパニックのようなことが
また起きなければいいのですが...
ユーロに関しては,ユーロ圏内のみならず,
ロシア,東欧諸国などの経済の悪化も足を引っ張る要因になりそうで,
現在が高値圏にあるように思います.
しかし,こちらもアメリカの金融安定化策の状況如何では,
ユーロ高につながることも考えられます.
今週はとりあえず,アメリカの金融安定化策の動向を見極めるべく,
傍で見ているほうが賢明かもしれません.
2009年2月9日月曜日
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