2009年2月10日火曜日

金融安定化法案が

今日議会にかけられるそうです.

議会を通ったにしろ,内容が不十分であるとの認識から,

有事のドル買い という形で,ドルが上昇すると見込まれています.

ただ,円に対しては先行き不透明です.

ここ数日92円台を回復するなどドル高傾向がありましたが,

一時90.85付近まで下落するなど,現在ではドル円は円高方向にシフトしつつあるといえます.

ガイトナー財務長官の発言を受けてどう振舞うのか,注目です.


ユーロはここ数日上昇傾向.

一部報道では,ユーロ円は125.00円を,

ユーロドルは1.3500~1.4000を目指すのではないかといわれています.

こちらも財務長官の発言如何では大きく動きそうです.

また,ロシアの状況もここ数日不安定な動きを続けており,

ロシアのユーロに与える影響というのも考えておかねばなりません.

アメリカの金融安定化法を市場が不十分とみなした場合,

ユーロはドルに対して売られるリスクを持っているといえます.

個人的には,不十分とみなされる可能性が高いと思っています.

もし仮に,議会を通らなかった場合,もしくは賛成と反対が拮抗した場合,

急速な円高っていうリスクもわずかにあることを頭に入れておくべきでしょう.

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