本日のダウ平均は反落しています.
昨日の大幅上昇に対する反動というものもあるでしょうが,
前日,バーナンキ議長が金融機関に対してストレステストを行うと発表したことで,
予想以上に大きなダメージが明らかになるかもしれない金融機関の株を中心に
売りが進んでいるようです.
その流れはドル円の動向に大きく影響しているとはいえませんが,
97.20-96.30程度の狭いレンジでの取引となっており,
前日までの天井が見えないほどの上昇基調というものは一服しています.
現在はドル高傾向にあるドル円ですが,
日本の決算,会計の期末である3月末には,
海外での資金を円に変える必要が生じる為,3月末までに円需要が高まり,
もう一度92-93円程度までは円高が進む可能性があることも頭に入れておくべきでしょう.
短期的には,ドルのもち高が急激に高まっているので,ここ数日の大幅なドル高の反発で,
一気にドルが売られる可能性もあることに注意が必要です.
また,ストレステストの結果が相当に悪かった場合,
米金融株の投売り,やはり金融機関のダメージが相対的に小さい日本への買いが集まることで,
円高になる可能性も頭に入れておくべきでしょう.
2009年2月26日木曜日
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